横になっても考えごとが止まらない夜。体は疲れているのに眠れないとき、ほどく場所は頭かもしれません。
「疲れているのに眠れない」というご相談は、年々増えているように感じます。体は休みたがっているのに、頭のスイッチが切れない。この状態にはいくつかの側面があります。
頭にも、こる筋肉がある
頭部には前頭筋、側頭筋、後頭筋といった薄い筋肉があり、その下を帽状筋膜が覆っています。歯を噛みしめる、目を細めて画面を見る、眉間に力を入れる——こうした小さな動作が積み重なると、これらの筋肉は縮んだまま固まります。
側頭部を指で押してみてください。痛みや、ゴリゴリした感触があれば、そこは相当張っています。頭皮が動かない、つまんでも持ち上がらないという方も少なくありません。
深部体温という、眠りのスイッチ
人は体の内側の温度が下がるときに眠気を感じます。夕方に高く、夜に向かって下がっていくこのリズムが、眠りの入口をつくっています。
ということは、いったん深部体温をしっかり上げておけば、そこから下がる落差が大きくなり、眠りに入りやすくなるということです。「入浴は就寝の1〜2時間前に」とよく言われるのは、この落差を利用するためです。
酵素風呂は15分の入浴で汗が出るほど深部を温めるので、この落差をつくるのに向いています。仕組みについては米ぬか酵素風呂とおんの酵素風呂の違いに詳しく書きました。
おんの「深眠回復コース」の組み立て
おんでは、この二つを一続きにした深眠回復コース(¥16,000)をご用意しています。
- 酵素風呂で深部体温を上げる
- ヘッドスパで頭部の筋肉と頭皮をゆるめる
- 足裏をほぐして、上に集まった感覚を下へ下ろす
頭だけをほぐすと、かえって頭に意識が集まってしまうことがあります。最後に足裏へ移るのは、意識と血流を下に下ろして「上りすぎた」状態をならすためです。施術中に寝てしまう方がとても多いコースです。
ヘッドスパのみをご希望の場合は、ドライヘッドスパ(30分 ¥3,000)、炭酸ローションを使う炭酸ヘッドスパ(45分 ¥5,500)を単品でも承っています。
その日の夜、してほしいこと
- 帰宅後に長風呂をしない(温度を上げすぎると落差が消えます)
- 照明を落とす。とくに天井の白い光を消す
- スマートフォンを寝室に持ち込まない
- 常温以上の飲み物を少し飲んで、そのまま横になる
施術で整えた状態を、その夜のうちに眠りにつなげてしまうのがいちばん効率がいいので、可能なら夕方から夜のご予約をおすすめしています。最終受付は19:30です。
眠れない日が長く続くときは
数週間以上眠れない、日中の生活に支障が出ている、気分の落ち込みが続いている——こうした場合は、リラクゼーションではなく医療の領域です。無理にご自身で抱えず、心療内科や睡眠外来にご相談ください。おんがお手伝いできるのは、眠りやすい体をつくるところまでです。
ご予約・ご相談はご予約ページから、または公式LINEでお気軽に。
※ 当店の酵素風呂およびマッサージは、リラクゼーションを目的としたサービスです。 病気の治療・診断を目的とした医療行為ではなく、効果を保証するものではありません。 治療が必要な症状については医療機関へご相談ください。
公開日 2025年8月12日
執筆・監修:酵素風呂とマッサージ専門店 おん


